[Type1] まずは自分で考えてみたい場合
□ 興味を感じた研究キーワードと関連がある参考資料を読んでみる (参考文献リンク集 参照).
□ 既にやりたいテーマが決まっている場合は,鈴木と直接打ち合わせしましょう.
□ そのアイデアを計算機を使ってシミュレーションすれば,論文&学会発表に値する研究になるでしょう.
□ 先行研究(関連論文)の追試をしてみることも有効です.その際に,自分のアイデアを取り入れて世界初の研究にしましょう.
[Type2] 鈴木から具体的なテーマをもらって,研究を始めたい場合
経験上,ほとんどの学生がこのタイプです.
興味や適正についてインタビューした後,具体的に研究手順を指示します.
(**の本の*章を読んで,この手法をMatlabでプログラム化して,ここをこう変えて実験してごらん...って感じです)
こちらのTypeが良い方は,声をかけてください.どちらのTypeも一長一短です.
情報の共有という観点から,皆とコミュニケーションを取りながら研究を進めた方が効率が良い.
そして,私は可能な限りアドバイスしたり,質問に答えるなど直接サポートをしたいと思っています.
特に研究してはダメな時間はございませんので,研究室は24H営業です.
土曜日はゼミ・ミーティングがあるので出席は当然ですが,日・祝日は自分の研究の進み具合に応じて,積極的に活動してください.
私も午後からは大学にいることが多いです.
もちろん推奨はしませんが,ダメとはいいません.就職活動と同様です. ただし,研究生活もきっちりこなすこと.
アルバイトが忙しいからといって一切同情はしません.それが卒研生としての筋です(研究したからこそ卒業できる or 院に進学できる).
皆さんが何処の研究室に入って,何の研究をしようが,皆さんが一生懸命にやれば(かつ教員のサポートもあれば)同じです.
何処の研究室でも卒研とは,
なんか難しそうなことでも積極的に自分で調べることで新しいアイデアを創造し,
今まで養ってきた論理的思考能力を駆使することでアイデアを教員(上司)に伝え,
教員(上司)とともに自分のアイデアを形(論文)にする場です.
まさに社会に出てから必須の能力を磨いてもらうわけですね.もちろんまじめに研究をやっていれば,この能力はもっと向上します.
# 論理的思考能力を磨く観点で,物理・数学をベースにする我が研究室は,非常に有利だと思います.
□ ゼミ等を遅刻・欠席する際は,メーリングリストなどで事前に連絡すること.伝言不可.無断欠席は論外.
□ 研究室に来た時,帰る時は挨拶すること.
□ 各自が自立し,他人をあてにしないこと.(例:宿題を写させてもらうなどは情けない...)
□ 仲良しグループとかで固まらない.傷をなめ合わない.(こんなこと書くまでもないか...)
□ しかし時には,同期全員を運命を共にする仲間だと思い,協力し合うこと.
研究テーマは違えども仲間と研究について議論することは非常に重要です.やる気も増大するし,知識も深まります.議論の大切さも実感できます.
研究テーマが決まったら,即皆さんを世界をリードする研究者として扱います.そしてこれは事実です.
対外発表の際は,皆さんがファーストオーサー(筆頭著者)です.つまりあなたの業績です.
自分の研究(仕事)に誇りと責任を持ってください.そしてとにかく成功すること(体験体験→次へのステップ).
□ 音楽などを聴くときは,イヤフォンを使用して下さい.
□ イザコザの原因になるので,パスワードは他人にバレない複雑なものを用いること.
皆さんの成果物は研究室の財産なので,
□ 無線LANのHDD (TimeCapsule-312) にこまめにバックアップを取ること (Pass: tsuzuki-zemi).
□ 特に,研究など成果物に関するフォルダは, 月に1度はバックアップをとること.
□ 自分のPCのHDDが突然クラッシュすることもありえます.
それで卒業できなくならぬよう,十分に気をつけてください.
□ 研究や研究室に関することはメーリングリストで発信し,全メンバーで情報を共有する.
□ メーリングリスト:ts-zemi09@mx.ibaraki.ac.jp
□ しかし,秘匿性を有する連絡はこの限りではない.