後輩への贈り物 (研究ノウハウの引継ぎ)
卒業が決まったら(おめでとうございます!),
[先輩からの贈り物 (引継ぎ用資料)] に掲載するファイルを作成します.
皆さんの研究成果は,今後,後輩達によってさらなる発展をとげ,全人類の英知として記録されることでしょう.
皆さんはそのパトンを渡すことになります.後輩らの活躍を信じ,以下の資料を授けてください.
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[作成手順]
手順1) 皆さんのPCの内容をDVD化し,大学院生(または進学予定者)に渡す.
DVDのフォルダ構成を以下のようにして,DVDを焼いてください.
# ライティングソフトは,インストールされています(と思います).
■ [報告書] フォルダ:
”定例報告会で配布した全資料の電子ファイル(Word, PDF等)” を入れる.
Matlabゼミ等で作成した資料(PPTスライドやWordなど)もここに入れて下さい.
■ [Work] フォルダ:
Matlabで作ったプログラムが入っている例のフォルダです.
■ [発表会用資料] フォルダ:
”PDF(発表会レジュメ)” + ”関連するTex or Docファイルや図” + ”PPTスライド”
の三種を入れてください.
■ [卒論(or修論)] フォルダ:
”PDF(卒論)” + ”PDF(卒論レジュメ)” + ”関連するTex or Docファイルや図” + ”PPTスライド”
の四種を入れてください.
■ [学会] フォルダ (該当者のみ):
”PDF(学会レジュメ)” + ”関連するTex or Docファイルや図” + ”PPTスライド”
の三種を入れてください.
■ [ReadMe] フォルダ:
卒論に掲載した図をどのようにして作成したのかをテキスト形式で記述してください.
ファイル名は,Fig.1.txt, Fig2-4.txt などで保存してください.
(記述例は,下記を参照のこと)
大学院生(または進学予定者)は,受け取ったDVDが正しく作られているかチェックしてください.
お手数をお掛けしますが,よろしくお願い致します.
手順2) 卒論(or修論)のPDFを大学院生(または進学予定者)に送る
大学院生(または進学予定者)は卒論を集めて,DVD化して私にください.
よろしくお願い致します.
手順3) PC内のデータ(個人情報?)を残したくない者は,自分のアカウントを削除して下さい.
PCの初期化は絶対にやめて下さい.
PCの再設定が大変ですし,失敗して起動すらできなくなる可能性もあります.初期化は禁止です.
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[図を作成した過程の書き方 (ReadMeの作り方)]
例えば,卒論の図2から図4を同じ方法で作成した場合,ファイル名を「Fig2-4.txt」とする.
その中身に,以下ように図の作成手順を記載する.
-------(以下,Fig2-5.txtの中身)-------------
1. Matlabを起動し,以下のコマンドを実行する.
>> load data1
>> y=embed(a,dim,tau);
>> kekka2=prediction(y,2);
>> plot(kekka2) --> 図2を作成
>> kekka3=prediction(y,3);
>> plot(kekka3) --> 図3を作成
>> kekka4=prediction(y,4);
>> plot(kekka4) --> 図4を作成
2. 図2-4をepsで出力し,イラストレータで修正
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要するに,第三者(来年度の卒研生など)が,再び図を再現できれば問題ないです.
研究の発展のために,非常に大切な作業ですので,
ご協力のほど何卒よろしくお願い致します.
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