研究発表の仕方
[第0段階] 論文(またはレジュメ)の構成を練る
★論理の流れを定める.
★イントロ(つかみ)で何を伝えるか?
★結論として何を主張するのか?
★必要となる結果の図表をどう見せるか?
★参考文献として何を載せるか?
・構成の案を作成したら鈴木に提出し,打ち合わせを経て最終決定する.
発表会レジュメ(配布資料)の作成方法 も参考にしてください.
[第1段階] 発表会のレジュメを執筆 (A4, 1or2ページ).
・執筆後,鈴木に提出し,修正を受ける.
修正原稿の作成の仕方は,
TeX講習のページの演習 内の(3)[補足]を参照してください.
・修正に基づいて原稿を直して完成.
これにより,
研究の流れが明確になり,プレゼンスライドや論文原稿が書きやすくなります.
[第2段階] 発表会のプレゼンスライドを作成する.
・プレ発表会にて,鈴木研メンバーの前で発表する.
・鈴木により,スライドの修正を受ける.
・修正後のスライドを用いて発表練習を繰り返えす.
・説明しにくい箇所については台本を作り暗記する.
研究発表用スライド作成 についても参考にしてください.
[第2段階] 同時に,論文原稿を執筆する.
・執筆後,鈴木に提出し,修正を受ける.
修正原稿の作成の仕方は,
TeX講習のページの演習 内の(3)[補足]を参照してください.
・修正に基づいて原稿を直して完成.
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もし,英語発表の場合ならば,
[第3段階] スライドの修正・完成後に,台本を必ず作る.
・執筆後,鈴木に提出し,修正を受ける.
修正原稿の作成の仕方は,
TeX講習のページの演習 内の(3)[補足]を参照してください.
[第4段階] 台本を丸暗記するまで発表練習する.
・スライドが完成するまえに,台本を作り始めてはいけない (英語の修正が2度手間になる可能性があります).
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コラム「台本とプレゼン」
ウチの研究室では,発表中に台本を読む事を禁止します.
理由は,恥ずかしすぎるからです.
練習不足であることをアピールする事になってしまいます.
他の研究室で,台本を読みながらプレゼンするところもあるかもしれませんが,
下を見たらきりがないので,皆さんには是非,上を目指して頂きたいと思っています.
たまに,台本を読んだ方が正確にプレゼンできて良いと言う方がいますが,
そんなのは,事前に練習すれば良いでしょうと言いたくなります.
皆さんだって,先生が授業中に台本を読んでいたら,大丈夫か?って思いますよね.
今後皆さんは,コンペなどでプレゼンをして仕事を勝ち取らねばならない機会がくるでしょう.
そんな時,台本を持って望むわけにはいかんのです(信頼性を失うので).
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コラム「発表練習とプレゼン本番」
本番は練習のきっかけに過ぎません.
私は発表会などの行事の本質は,"練習"にあると考えています.
本番は,練習をするきっかけに過ぎません.練習こそが能力を向上させます.
何度も練習を積み重ね,練習の段階で満足かつ納得できるプレゼンができれば,本番は失敗しても良いです.
努力した者にとっては,失敗もまた勉強になるでしょう.
努力しない者にとっては,失敗は単なる恥です.
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